キリスト教全ての聖人を記念する祝祭
3日間続きます
- 10月31日
万聖節の前夜祭(ハロウィンイヴ) - 11月1日
万聖節(全ての聖人を祝う日) - 11月2日
万霊節(完全に清められていない
死者の魂を祈る日)
由来
元々はアイルランドのカトリックの
村だけで行われていたものが
1840年代にアイルランド移民から
アメリカに伝えられ
ここから多く知れる祝祭となりました
カトリックの祝祭ではあるものの
かつて異教徒が新年のお祭りとして
祝っていた名残もあります
そして
現在ではプロテスタント信者にも
受け入れられています
日本ではイベント色が強く
宗教とは無関係に
キャラクターや時事ネタなどの
仮装が多く見られます
仮装と飾り
悪魔や魔女、死神、骸骨…
お化けの仮装が定番です
1950年頃からは
アメリカのホラー映画の影響もあり
ドラキュラやモンスターと言った
仮装が流行り始めました
また飾り付けの定番はカボチャですね
なぜ仮装?
ご先祖の霊だけでなく
多くのさまよう悪霊たちも
こちらへ来ると信じられています
そのため人々は同じ格好に紛して
仲間だと思わせ
自分の身を守ったのです
その仮装が
現代でも定番になっています
ジャック・オー・ランタン
聞き慣れない言葉かもしれませんが
カボチャの飾りの事です
カボチャをくり抜き
顔を模して表情が作られ
中にろうそくを入れて完成です
これはアイルランドの古い民話にある
”ジャックが悪魔を騙し生きながらえ
寿命が尽きたのに
天国にも地獄にも行けずに
ランタンを持って彷徨い続けている”
から始まり
民話の中ではカブのランタンでしたが
アメリカに伝わってからは
当時カブより手に入りやすかった
カボチャへ変わっていきました
習慣
「トリック・オア・トリート!」
=ご馳走しないといたずらするぞ!
子供たちが家々を訪ね歩き
キャンディーやお菓子をねだります
子供たちには
楽しい楽しいビックイベントです!!
そもそもは
死者へお供えするために
お菓子をもらう儀式が由来のようです
バーンブラック
ドライフルーツの入った
ケーキやパンのことで
アイルランドのハロウィンでは
欠かせない伝統的なお菓子です
そしてこの中に様々入れ込み
手にした人の
一年の運勢を占うとされています
- 指輪…一年以内に結婚する
- 硬貨…富や幸せを手にする
- 豆…一年以内の結婚は無い
- 布切れ…貧困注意
- 小枝…絶えない喧嘩がある
- 指貫…一生独身である
少々粗い感じもしますが
皆が集まってワイワイするには
面白いかもしれませんね
おススメ植物
鑑賞用カボチャは花カボチャともいい
食べても問題はありませんが
美味しくはないそうです
植物たちがハロウィンパーティーを
より華やかにしてくれます!
ホワイトゴースト
近年、密かな人気が出てきている
ホワイトゴーストです
なかなか手に入りにくいですが
見た目の雰囲気は
ハロウィンにぴったりの植物です!
名前もその見た目から付いていて
<白い幽霊>
とげとげしい見た目と寒々する白さは
ぴったりのネーミングです
まとめ
このように植物は
見た目で季節やイベントをも想像させ
色や形は同じものが二つとない
素敵な存在です
私たちも植物のように
自分の持っている唯一のものを
表現していくと
きっと素敵な存在になれますね