花と季節行事

ホワイトデーの由来はとても興味深いもので、バレンタインデーと合わせて日本のマーケット戦略が大きく関わっています。しかしそれの恩恵を受けているのはマーケットだけではなく純粋な若者に間違いありません！

桃の節句は【ひな祭り】と呼ばれ、女の子の健やかな成長をお祝いする年中行事として古くから親しまれています。雛飾りや菱餅といった彩りにもそれぞれに意味があり日本の文化の素晴らしさの一つです。

3歳、5歳、7歳を節目として子供の成長を氏神様やご先祖様に感謝し更なる健康と長寿を祈願します。いつの時代も親が子を思う気持ちは変わりません。そして成長した自分が誰かに必要とされた時に応えられる事が感謝の循環となります。

国民の祝日の一つである文化の日は複雑な時代背景の上に制定され「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」としています。自由・平和・文化は自分の心にありそれぞれ受け取り方が違っても忘れてはならないものです。

ハロウィンはアイルランドからのものでキリスト教の聖人を記念する祝祭です。仮装やカボチャの飾りにも由来があり子供がキャンディーをねだって回るのは有名ですね。イベントにぴったりの植物もご紹介します。

空気の澄み渡る秋、月を愛でるには良い季節です。満月に団子やススキをお供えして豊作を感謝し、邪気を払って健康や幸福をお祈りする。お月見と呼ばれ秋の風物詩として親しまれています。

日本には植物から由来する言葉や習慣は多く、秋の彼岸にお供えするおはぎやこの時期に咲く綺麗な彼岸花も多くの意味をもっています。植物は私たちにとって無くてはならないものなのです。

お年寄りの経験と知恵を活かして「豊かな暮らしにしよう」と始まった敬老の日。感謝を伝え長寿を願い、お互いの理解を深める良い機会としてある。”ありがとう”が恥ずかしい時はお花に思いを込めて贈りましょう。

日本の風情、情緒ある気持ちを色々な表現で見られるお盆の風景はとても美しく、夏の風物詩です。たくさんの愛情を頂いたご先祖様への恩返しの心。また自分の気持ちも整うという素晴らしい行事です。

7月7日。短冊に願いを書き笹に吊るして飾る。季節行事として伝わる日本古来のもの。季節の変わり目の日…五大節句の始まりは中国陰陽五行説から奇数日の重なる縁起の良い日。