夕焼けを優雅に飛ぶ赤とんぼは
なぜ赤いのか?
考えた事もありませんでしたが
庭に遊びに来た可愛いとんぼを見て
ふと思いました
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赤とは限らない⁈
赤とんぼの研究するグループによると
アカトンボとは通称で
アカネ属のとんぼを指します
アキアカネ・ナツアカネが有名ですが
中には赤くならないとんぼもいます
そしてややこしいのが
赤くても
アカネ属以外のとんぼも存在します
それは赤とんぼとは呼ばれません
赤いのは?
オスが真っ赤になり
メスは一部赤くなる程度です
と言う事は
オスがメスへアピールする為の色で
真っ赤なスーツを着て
デートに誘うような感覚でしょうか
・・・ちょっと引いてしまいますね
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それはさておき
もう一つは
紫外線から身を守る役割もあるようです
不思議な事にオスとメスで違いがあって
オスは色素で紫外線をカットし
メスは体からワックスを出して
紫外線を反射しています
私たちと同様に
暑い日のUV対策というわけです
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凄い自然の仕組み
成熟した赤とんぼの
オスは背中が赤くなり
メスはお腹が赤くなります
暑い日に飛び回るオスの赤とんぼは
強い日差しから保護するため
背中が赤くなっています
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またメスの赤とんぼは交尾の時
お腹側を太陽に向ける形で
輪になってオスと繋がります
この時に
お腹の卵を守るためではないかと
考えられています
赤とんぼの歌
「とんぼのめがねは水色めがね
青いお空を見てたから~見てたから~」
幼い頃
「とんぼのめがねはぐりぐりめがね…」
と変え歌を作って歌いながら
おばあちゃんと手をつないで帰った
あの日を懐かしく思い出しました
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我ながら
”ぐりぐり” と言う表現力は
素晴らしかった!!
勝ち虫
古事記に雄略天皇が狩りの場で
アブに刺され
目の前でそのアブをとんぼが捕らえた
それを見て歌に詠まれた事から
とんぼは
<勝ち虫>と称されるようになりました
前進のみ
とんぼは素早く敵を見つけ
常に前を向き
空中でも一旦静止して
冷静に周りの様子を観察し
攻撃をする
そして決して後退せず前進のみ
戦国武将
前田利家は
兜に立派なとんぼを付けています
徳川家康の家臣である
本田忠勝は
そんな賢いとんぼを斬ったとする
<蜻蛉切(とんぼぎり)>
と言われる槍を愛用していました
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まとめ
とんぼから
たくさんのヒントを貰いました
これから様々な苦しい場面でも
受け継がれてきた武将たちの気持ちや
自然に備わった環境への対応能力は
確実なものでしょう
失敗を恐れず前へ進み
時には立ち止まって周囲を見渡し
冷静な判断をする
それこそが成功への近道なのでしょう
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