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中秋の名月

花と季節行事

お月見と言うと馴染み深いでしょう

旧暦の8月15日で

年によって日が変わります

月への思い

古くから農作物を作るのに

月の満ち欠けで時を知り

季節の移り変わりを感じ取ってきました

収穫の時期である秋の月へ

豊作の感謝の気持ちと

健康、幸せを祈るようになりました

月見団子

満月に模した団子は

十五夜にちなんで15個高く飾り

月が良く見える場所へ置きます

お供えした後は食べることで

物事の結実や幸福を得られると

信じられてきました

ススキ

古くから
神様へ米や稲穂お供え物とします

しかしこの時期にはまだ稲は実りません

そこで稲穂に似たススキを

代わりにお供えしたと言われています

邪気を払う力があるといわれるススキ

作物を災難から守り

豊作へとの願いが込められています

特徴

イネ科

日当たりの良い場所を好み

日本では

多くの地域で見られます

茅葺屋根にも使われるように

乾燥すると

硬くて丈夫で、撥水性があります

合掌造り

月見草

夏の夜に

一晩だけ清楚な花を咲かせます

この名前から

お月見と関係がありそうですが

その由来は

月の現れる時間帯に

花を咲かせることからきています

なぜ夜咲く?

咲き始めは白く

朝にかけて淡いピンク色になり

そして一夜でその花は終わります

咲いている時間の限られる月見草は

あえて夜に咲き

受粉のための <蛾> を惹きつけて

繁殖をさせます

植物の力

大きくて豪華な花も

ひっそりと夜にだけ咲く花も

生きていく為の工夫をし

自分の続く先を考えて行動しています

植物から教えられる事は

まだまだたくさんありそうです

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